2000/06/26

Ayersrock3

6月26日(月)
今日のツアーは14時半出発。午前中はのんびりと過ごす。
郵便局に行って、今まであちこちで買い込んだ土産品の一部を、神戸の家内の姉に送る。2、3日後に気が付いたのだが、ここで辞書を忘れてしまった。日本出発の前に買った三省堂の「デイリコンサイス英和・和英」。送り状に宛名を書いていたカウンターに置き忘れたらしい。3000円もしたのに。もったいない。

14時30分、オルガス&エアーズ・ロック・サンセット・ツアー Olgas & Ayers Rock Sunset Tour に出発。
エアーズ・ロックが一つの岩なのに対し、オルガスは36個の岩の寄せ集まり。バスが近づき、道がカーブするごとに、見る角度が変わり、いろな姿を見せてくれる。
【写真左】

最も高い岩、マウント・オルガが、地表綿からの高さ546m(海抜1069m)。ガイドは、「オルガは頭という意味。頭がたくさんあるからオルガス。」などと笑わせている。確かに、一つ一つの岩は頭に見えないこともない。オーストラリアの何かのCMでそんな絵を見たことがある。しかし、後で買ったガイド・ブックによれば、1872年、ヨーロッパ人で初めてこの岩山を発見したアーネスト・ジャイリース Arnest Giles が、当時のスペインの女王の名にちなんで、Olga と名づけたとある。ちなみにオルガスの北東部にある湖、アマデウス Amadeus は、やはりスペインの国王の名前である。

バスを降りて、オルガ渓谷 The Olga Gorge を歩く。ゴツゴツとした岩肌に挟まれた渓谷を、約1時間かけて往復する。
ウォーキング・トレイルの両側には、風化して崩れ落ちた大小の岩石がゴロゴロと転がっている。この奥が風の谷 The Valley of Wind。宮崎駿氏の「風の谷のナウシカ」は、ここをイメージして作られたという。
エアーズ・ロックとは、そのでき方も岩の地質学的材質もかなり違うようだ。

オルガスからエアーズ・ロック・サンセットのビュー・ポイントに向かう。
夕陽に映えるエアーズ・ロックはサンライズのそれよりも素晴らしいと、かねがね聞いていた。日が西に傾き始める頃から、徐々に岩肌が赤へ赤へと変わっていき、そして日の沈む瞬間に真っ赤に燃えるのだという。(左の写真のように。)
しかし、今日の西の空は曇天。どうも、パースの夕陽以来、サンセットには縁がなさそうだ。

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