2000/06/09

Sydney2

6月9日(金)
今日は、あのオペラ・ハウス Opera House に向かう。ハイド・パーク Hyde Park の園内を抜け、マックァリー・ストリート Macquarie St. から王立植物園 Royal Botanic Garden に入る。 園内には4000種以上の植物が世界中から集められ、池や噴水の間に美しくレイアウトされている。
びっしりと芝生が敷き詰められ、ジョガーが走っている。行く先々の街で鳥と戯れたが、海に面したこの街はカモメだ。
オペラ・ハウスのビュー・ポイントを探しながら園内を散策する。絵葉書で見慣れたオペラ・ハウスとハーバー・ブリッジを並べて捉えたあのアングルは、北端の Mrs. Macquaries Chair からのものだった。
しかし、残念なことに、昼を過ぎてしまったため陽が西に傾き始め、すべて逆光。コンパクト・カメラでは如何ともし難い。これから行かれる方は、午前中に、そして長いレンズ・フード付きのカメラで狙うようお奨めする。

海べりを通ってオペラ・ハウスに近づき、建物の周りをまわる。デンマークの建築家ジョーン・ウッツォン Jorn Utzon の設計になるもので、シドニー湾を疾走するヨットの帆をイメージしている。工事の遅れで、着工以来14年を要して1973年にようやく完成した。なんと、真っ白く見えていた屋根はタイル張り(?)で、目地が切れている。大発見?! 日本からのツアーの団体さんがいた。スーツとコートに身を包んだ、我々とは段違いにリッチな旅人たちだ。

再びハイド・パークを抜けて宿まで歩いて帰った。
シドニーはさすがに大きな街で、道のりは遠い。そして寒い。家内の機嫌がだんだん悪くなる。考えてみれば、朝から歩きどおしだった。それに、道に迷った昨日のこともある。

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