2000/06/20

Adelaide->Perth

6月19日(月)<バスの中>
朝9時にアデレードを発ち北上したバスは、昼過ぎポート・オーガスタ Port Augusta で最初のミール・ストップ。バスに同乗していた24、5歳の日本人女性2人と広島からの男の子と話を交わす。女性2人は、3年間働いて資金をため、1ヵ月半の予定で旅行中。ワーホリの広島君は、パースでとりあえず友達の宿に落ち着き、仕事を探して3ヶ月ほど滞在するそうだ。
バスは、ここから進路を変えて、ナラボー平原 Nullabor Plain をひたすら西へ向かって走る。北の方に湖らしきものが見える。塩が積み上げられているようだ。塩湖か?赤茶けた大地。地平線を望むこの風景は、いつまで走っても変わらない。
セデュナ Ceduna のモーテルのビュッフェで夕食休憩。ミール・ストップは、大体このようなモーテルかガソリン・スタンドに併設された小さなビュッフェやカフェが多い。従業員も少なく、バスが混んでいるとオーダーするのに時間がかかり、ゆっくり食べている暇がないこともある。弁当を持ち込んだ方が便利だ。日本なら、さしずめおにぎり弁当といったところだろう。
23時頃バスが止まると、西オーストラリア州の女性の検疫官が乗り込んできた。食品類(特に、フルーツ、野菜、蜂蜜など)を持っていたら出すように、と言う。アデレードで買ったリンゴとミカンを没収されてしまった。西オーストラリアは、遠く離れた『独立国』。聞きしに勝る検疫体制の厳しさだ。
州境を越え、時差調整のため、時計を1時間30分遅らせる。

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