2000/06/21

Perth2

6月21日(水)

朝、ツアー・カウンターで、金曜日のピナクルズ・ツアーを予約する(1人$95、YHA会員割引あり)。
さすがに36時間の長旅は疲れた。今日は街の中をゆっくりする。

《ちなみに、ピナクルズのツアー会社は、TRAVELABOUT。》

パース Perth は西オーストラリア州の州都。西オーストラリア州の面積は、オーストラリア全土の3分の1を占め、鉱物資源もその3分の1を産出する。そのため独立心が強く、鼻っ柱が強い。
州の西南部に位置するパースは、人口約125万人。州の人口が170万余りだから、州のほとんどの人口がパースに集中している。というよりも、パース以外には、都市らしい都市が存在しないのが西オーストラリア州なのかも知れない。
しかし、スワン川 Swan River のほとりに開けたこの美しい街は、訪れた人を間違いなく魅了する。遠くから時間をかけてたどり着いても、絶対に後悔しない街だろう。


モールからもう1本南の通りはセント・ジョージズ・テラス St. George's Tce. 。この通りは、モール周辺とは打って変わって、高層ビルが立ち並ぶオフィス街。スーツ姿のビジネスマンが颯爽と歩いている。
オーストラリアに来て思ったことだが、どの街でも、ビジネスマンは男女を問わず、ほとんどの人が黒のスーツを着ている。流行なのか?そして、モールを歩く人と、黒いスーツの人では、歩くスピードが全然違うのである。
超高層街を過ぎると、目の前に悠々と流れるスワン川の流れと、広い芝生の緑が広がる。スワン川沿いは、フェリーの船着場 Barrack Square & Jetty を中心に広い公園になっていて、ここでもジョギングを楽しむ人がたくさんいる。
スワン川が極端に狭くなったところ Narrows にかかる橋を渡った先は、サウス・パース South Perth と呼ばれる地域。郊外の住宅地といったところだろう。
川沿いの芝生で、爽やかな川風に吹かれながら、のんびりとした時間を過ごした。
天候は不安定。晴れたり曇ったりしている。パースの6月は、比較的雨の多い時期という。明日の「インド洋サンセット」が心配になってきた。

YHAのスモーキング・エリアで、真っ黒な顔色をした日本人に会った。八王子からきているA氏。小生と同年代。仕事をやめ、パースへ来てゴルフ三昧の毎日を過ごし、3ヶ月になるそうだ。週に3、4ラウンド、周辺のゴルフ場はすべてプレイし尽くしたとおっしゃる。
A氏とは、タバコ友達として、毎晩ここで会うことになる。

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