2000/06/17

Adelaide1

6月17日(土)
7時30分、アデレードに到着。宿の迎えのワゴン車を見つける。Adelaide City Backpackers は、歩いてもわずか5分の距離。部屋は、玄関を入ってすぐ右側にあり、以前は小さなカフェかなにかに使われていたのか、面積はやたらに広い。ダブル、シングル、2段ベッドと、ベッドが5人分も置いてあって、どこでも好きなところに寝てください、という感じである。混んだ日にはドミトリーとして利用しているのかもしれない。
ここは奥さんと娘さんお手製の朝食が用意されている(1泊目のみ無料)。早速、パンとベーコン・エッグ、牛乳で空腹を満たした。

南オーストラリア州の州都アデレード Adelaide は人口が約107万人だが、シティはこじんまりとまとまった英国風の端正な街である。トレンズ川 Torrens River を挟んで南北に分かれ、南側は通りが碁盤の目のように整然と走り、どこに行くにも分かりやすい。北側のノース・アデレードは高級住宅地だ。
かって「教会の街」として有名だったアデレード。今でもその面影を充分に残しており、荘厳な教会があちこちに見られる。

宿を出て東へ少し歩くと、ビクトリア・スクェア Victoria Square がある。この広場は街の中心。真ん中にビクトリア女王の像が立っており、市民の憩いの場にもなっている。また、この広場はアデレードの交通の要にもなっていて、唯一残ったトラムの路線もここから出ている。

GPOとシティ・ホールを左右に見て、キング・ウィリアム・ストリート King William St. を北に進むと、銀行やオフィス、カフェやパブが並ぶ大通り。さらに進むと、右側に一番の繁華街、ランドル・モール Rundle Mall がある。デパートやスーパー、テイク・アウェイの店が並んでいて、週末は人が溢れている。例によって、うろうろと時間をつぶす。【写真左】

通りで面白いごみ箱を見つけた。豚がごみ箱を漁っている。なかなか、おしゃれだ。【写真下】


ランドル・モールを北に出るとノース・テラス North Terrace。通りに沿って続く並木と、博物館、美術館、アデレード大学などの重厚な感じの建物が並んでいる。<br/>南オーストラリア博物館 South Australia Museum 【写真右】は、オーストラリア一のアボリジニ・コレクションを誇る。アボリジニに関心のある人は必見だ。

夕食は、タイ料理の店で$15のクロコダイル・カレーに挑戦した。肉は白くて柔らかだったが、味はイマイチ。
なのに、宿へ戻るとウェルカム・ディナーとのことで、ステーキが待っている。もったいないので1人分だけご馳走になった。

今日、次の街パースの宿を予約するため、電話をかけた。例によって、'I'm sorry I can't speak English well.....' と始めたら、'Which language can you speak?' と訊いてくる。'Japanese.' と答えると、「日本語でどうぞ」と返ってきた。助かった。

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