2000/06/02

Cairns_2

6月1日(木)
GBRのツアーに参加するため、朝5時半起床。ロビーに降りていくと、シドニーからバスで走ってきたというワーキング・ホリデー(皆さん、『ワーホリ』と略す。)のお嬢さんが、例によってレセプションの開くのを待っている。シドニーが寒くなってきたので北の方へ上ってきたとのこと。

8時30分、Great Adventure Terminal から、豪華な双胴船(カタマラン)で先ず Green Island へ向けて出発。大型だが、船に弱い家内がちょっと心配。船内で働いているワーホリのお嬢さんに、「今日は全然揺れていませんよ」と元気付けられていたが……、実は結構揺れていた。【写真右】
わずか45分でグリーン・アイランド到着。グリーン・アイランドは、GBRの中でも珍しいサンゴ島で、1周わずか1時間ほどの小さな島は、鬱蒼とした緑に覆われ周囲を白い砂浜が取り巻いている。ダイビングもシュノケーリングもやらない私たちだが、巨大なクロコダイルや海亀も飼われていて結構楽しめる。

2時間のんびりと過ごした後、再び乗船していよいよアウター・リーフへ向かう。所要時間は約1時間、12時ごろに2階建ての巨大な浮き桟橋(ポンツーン)に着く。長さが100mもあるポンツーンはほとんど揺れを感じない。【写真左】
水平線一杯にコーラル・リーフが広がる。沖縄の海は何度か見たことのある小生だが、「ここがあのグレート・バリア・リーフ Great Barrier Reef なんだな」と思うと、また格別の感動を感じる。
水中に興味のない(?)我々は、ちょっと奮発してヘリコプター・シーニックを申し込み、空からのGBR見物を楽しむことにする(10分間1人85ドル)。わずか10分間のフライトで、2000キロものGBRのほんの一部を垣間見たに過ぎないのだが、上空からの景色は絶品。「すごい!」「すごい!」の連発だった。

17時30分ごろケアンズに戻り、スーパー・マーケットで夕食と翌朝の食材の買出し。大き目のロースト・チキン1羽、7ドルちょっと(約500円)。サラダ、パン、ジュース、バター、みかんなどを併せて27ドル余り。家内は、「やすい、やすい」と感心する。
ちなみに、このスーパー Woolworths とデパートの Myer と Target は、オーストラリアのどの街にもあり、旅の期間中ずっとお世話になることになる。

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