2000/06/13

Melbourne1

6月13日(火)
6時半、ほぼ定刻にメルボルン到着。ここの宿、トッド・ホール Toad Hall。バスターミナルからは歩いて1分少々。レセプションは開いていて、すぐにチェック・インできた。入り口のカエルのマークがかわいい。
シティの北のはずれだが、クイーン・ビクトリア・マーケットに近く、前のエリザベス・ストリート Elizabeth St. にはトラムの停留所もあって便利だ。但し、今回はバス・トイレは共用。

メルボルン Melbourne は、ビクトリア州の州都で、人口約320万人を擁するオーストラリア第2の都市。1927年キャンベラに移すまでは、オーストラリアの首都だった。1956年にはオリンピックも開催されている。
ビクトリア州人口の5人に1人は海外生まれ、つまり新移民だそうで、メルボルンには、ギリシャ系、イタリア系、ユーゴスラビア系など多彩な人種が目に付く。しかし、当時の女王の名前にちなんで名づけられた州名のとおり、オーストラリアで最もイギリス・ムードの強い土地柄でもある。

早速、クイーン・ビクトリア・マーケット Queen Victoria Market 【写真左】に行ってみた。ここは、100年以上もの間市民に親しまれてきたマーケットで、肉類、魚介類などの生鮮食料品から、衣料、おもちゃまで、ありとあらゆるものが売られている。家内のブーツを買い、インド系の主人の時計屋で時計の電池を入れてもらった。
カフェ・テラスの並ぶ広場では、いろいろなパーフォーマンスも見られ、アボリジニの楽器ディジェリドゥーの演奏を初めて聞いた。

エリザベス・ストリートを都心に向かうと、左側に、メルボルン・セントラル Melbourne Central と呼ばれる大ショッピング・センターがあり、大丸と150を超える専門店やレストランが入っている。ここの大丸さんは、シドニーの高島屋とは違い、本格的なデパートである。
建物は黒川紀章の設計によるもので、敷地は2ブロックにまたがり、デッキで繋がっている。円錐形の屋根の下は吹き抜けになっていて、中にはレンガ造りのショット・タワーが立っている。さらに、南のブロックのマイヤーともデッキで結ばれ、なんと3ブロックにおよぶ巨大なショッピング・コンプレックスだ。【写真右】
《メルボルン大丸は、2002年7月末に閉店。11年間の営業に終止符を打った。》

メルボルンのメイン・ストリートは、南北方向のエリザベス・ストリート、スワンストン・ストリート Swanston St. と、東西方向のバーク・ストリート Bourke St. 、コリンズ・ストリート Collins St. の4本。エリザベス・ストリートとスワントン・ストリートとの間のバーク・ストリートが、モールになっており、ここのモールは真ん中にトラムが走っている。

コリンズ・ストリートのHISに寄り、パースからエアーズ・ロックへの航空券を買い、エアーズ・ロックのホテルの予約を依頼する。
店に入って、"Does anyone speak Japanese?" と、尋ねようとしたら、数人のスタッフは全部日本人だった。

夜、チャイナ・タウンの一角にある「居酒屋・忠治」で一杯やる。すべて日本の居酒屋メニューで、値段も日本並み。ということは、オーストラリアでは高いということ。

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